今回は、オンラインでビジネスを成長させたいと考えている女性起業家や個人事業主の皆さんに向けて、おもに集客に役立つツールを紹介します。
ビジネスを始めたばかりの方には絶対に使っていただきたいものばかりなので、ぜひ最後までお読みいただけたらと思います。
すべて無料で始めることができるので、気軽にお試しいただき、使い勝手をご自身で判断いただけます。
あなたの魅力を価値化する「女性向けWEB集客の専門家」鈴木ミキです。私が実際に使ってみて良かったものうち、特によかった便利で手軽な5つのツールを選びました!
おすすめツール5選
1. WordPress(ワードプレス)
WordPressは、世界で最も広く使われているCMS(コンテンツ管理システム)です。
このシステムを使用することで、ユーザーはウェブサイト上に独自のコンテンツ(文章、画像、ビデオなど)を自分のペースで公開できます。
元々はブログ作成ツールとして開発されましたが、現在では企業の公式サイトやオンラインストアなど、さまざまな形式のウェブサイトを構築するために用いられています。このサイトもWordPressを使って作っています。
- 高度なカスタマイズが可能で、無数のプラグインにより機能拡張がしやすい。
- 豊富な情報源とサポート体制が整っているため、技術的な問題も解決しやすい。
といったメリットがある反面、操作が初心者には複雑に感じられることがあったり、メンテナンスが定期的に必要であったりします。
IT知識に不安な方や、パソコンなんて触ったことない!という方は、私のような専門業者を頼っていただくのも手です。
ある程度の知識がある方なら、Wordpressが簡単にインストールできるサービスがあるレンタルサーバーと契約することをお勧めします。
2. Canva(キャンバ)
Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、プロが作ったようなデザインが簡単に作成できます。
名刺、ポスター、SNS用画像など、あらゆる種類のビジュアルコンテンツを手軽にデザインできるのが特徴です。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使えます。
スマホで作ったデザインをパソコンで編集するなど、双方でデータを共有できる為いつでもどこでも編集ができます。いまや、Instagramに投稿されているコンテンツのほとんどが、Canvaを使って制作されています!
最近では、AIを活用した専用アプリが登場し、ユーザーは簡単な指示だけで、画像や動画を自動で生成できるようになりました。
- 直感的な操作で初心者も短時間で高品質なデザインが完成。
- 広範囲に及ぶテンプレートとデザイン要素が利用可能。
このようなメリットがあり、もはや使っていない人はいないんじゃないか?くらい多くの人が使用しています。その為、デザインが重複しやすく、見覚えのあるデザインが多く見つかることがあります。
Canvaを利用するときは、テンプレートに少しだけアレンジを加えて、自信のブランドに合ったデザインを作ることを心がけましょう。
3. Meta Business Suite(メタ ビジネスサイト)
Meta Business Suite(旧クリエイターズスタジオ)は、FacebookとInstagramのコンテンツを管理するための公式ツールです。
SNSの普及により、個人事業主や中小企業にとって、自身の商品やサービスを広く知ってもらう大きなチャンスが生まれました。私自身もSNSを活用することで、これまでにないほど多くのお客様にリーチすることができ、仕事の幅を大きく広げることができたと感じています。
しかし、SNSでのコンテンツ投稿作業は予想以上に時間がかかり、特にFacebookとInstagramのような複数プラットフォームでの投稿は一層大変です。加えて、効果的なタイミングでのコンテンツ投稿は、おひとり様起業の場合はかなりハードルが高いでしょう。
それを解決してくれるのが「Meta Business Suite」です。このツールを使用することで、一元的にコンテンツのスケジューリング、投稿、分析を行うことができ、ソーシャルメディアマーケティングの効率を大幅に向上させることが可能です。
- 投稿スケジュールの管理や分析が一つのプラットフォームで行えるため、作業効率が向上。
- 視聴者の反応をリアルタイムで把握し、戦略の最適化が可能。
このようなメリットがありますが、操作画面がややわかりづらく、操作に慣れるまで時間が必要です。
4. オレンジメール
つづいて、リストマーケティングの強い味方、オレンジメールの紹介です。
オレンジメールは、利用者に優しいインターフェイスを提供するメルマガスタンドです。メールマガジンの作成、送信、受信者の行動分析が簡単にできるため、効果的な顧客コミュニケーションが実現できます。
無料プランでは、最大100件までのメール送信が可能で、リストマーケティングの基本を学ぶのに適しています。
また、ステップメール(複数回に分けて自動で送るメール)の機能も使えるため、連続して関連するメールを設定し、顧客との関係を深める練習ができます。
- 初心者にも使いやすいインターフェースと、費用対効果の高いプランが魅力。
- 顧客データを効果的に管理し、パーソナライズされたコミュニケーションが可能。
といったメリットがありますが、無料版は登録数100名、半年までという制限付きです。システム自体はわかりやすいと思うので、使うなら課金覚悟で使いましょう!
ここで、なぜ日本中で普及している「LINE公式」を使わないのか?という疑問がわいてくると思いますが、重要な理由があります。
それは、顧客情報をLINEという一つの企業に依存して保存するリスクです。もしもLINE会社が何らかの理由でサービスを停止した場合、保存していた大切な顧客情報がすべて失われてしまう可能性があります。
そのため、LINE公式を使うならメルマガスタンドも併用して使うことをお勧めします。これにより、顧客情報を自社で管理し、より安全に保管することが可能になります。
5. ChatGPT(チャット ジー・ピー・ティー)
ChatGPTは、最先端の自然言語処理技術を活用した対話型AIです。
ユーザーからの質問やリクエストに応じて、リアルタイムでテキストベースの回答を生成し、顧客サポートやコンテンツ制作など多岐にわたる用途で利用されています。
無料で使用できるGPT-3.5と、より高度な機能を持つGPT-4.0(月額20ドル)があります。
無料版のGPT-3.5でも多くの機能が利用でき、AIの可能性を体験するには十分ですが、有料のGPT-4.0ではより精度の高いレスポンスや追加機能が利用できるため、ビジネスでの利用を考えている方には特におすすめです。
私自身、ChatGPTを使ってメールの文案作成や添削、ブログのアイデア出しやキャッチコピーの生成に役立てています。文章作成が苦手な方や、創造的なインスピレーションが必要な場面で、このツールが非常に助けてくれます。
- 話し言葉でチャットするように質問するだけで、こちらの言いたいことを理解して回答してくれる。
- 24時間365日、即時対応が可能で、怒らずに何度でも答えてくれる。
- 絵、図、グラフ、プログラムのコードの作成もできる。
このように、超有能なアシスタントを一人雇ったかのような、素晴らしい働きを見せてくれるChatGPTさんですが、1つだけデメリットを上げるとしたら、「AIによる生成内容は時として誤解を招くか、不完全な情報を提供することがあるため、定期的な監視と調整が必要」というところでしょうか。
ChatGPTからの回答をそのまま使わずに、ぜひ自分自身の考えや情報を加えてご活用ください。そうすることで、オリジナリティを保ちながら、より有益で独自のコンテンツを作成することができます。
ChatGPTはあくまでサポートツールとして役立つものですが、最終的な内容はご自身の判断で調整し、個性を反映させることが重要です。
まとめ
この記事で紹介した5つのツールは、オンラインビジネスを運営する上で非常にお役立ちです。それぞれのツールを組み合わせることで、次のようなビジネスモデルが実現可能です。
WordPressで独自の魅力あるウェブサイトを構築し、Canvaを使用して目を引くビジュアルコンテンツをデザイン。Creator StudioでSNS管理をスムーズに行い、オレンジメールで顧客と直接やり取りをし、ChatGPTを活用して迅速な対応やコンテンツ作成を実現する。
それぞれのツールが持つ独自の機能を理解し、自分のビジネスニーズに合わせて選択してください。ビジネスの成功への第一歩として、今すぐにでもこれらのツールを使い始めることをお勧めします。